歌集~君に捧げるラブソング~
石ころ

道端に転がる石ころを
蹴ったらふたつに分かれた



ひどく虚しく見えました
今の私みたいだから

強がりで自分を守っても
叩かれたら壊れちゃうのは
私の強さは嘘だから


ひとりになって気がついた


叱ってくれたのも
褒めてくれたのも
支えてくれていたのも
あなただったのに


数え切れないほどの思い出を
悲しみになんかしたくない



向こうに見えるものはなに?


いつだって私の未来にたっていてほしいの


あなたがくれたもの

思わず涙が溢れたよ

拭っても拭っても溢れ出す
悲しみなんてほしくない
幸せなんて望まない

あなたがいてくれたら
それでいいよ。


この涙が止まったら
あなたに会えるかな?
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