君と私の特別
お昼休み
私はお弁当を食べながら
真由ちゃんに相談した
「一回話しあえば?」
「でも、なんて?」
何て言うの?
何で私に冷たいの?って?
私のこと好きじゃないの?って
そんなの言えないよ‥
重いじゃん、重い女って思われたくない
「じゃあ、優紀あれでいいの?」
そう言って真由ちゃんは廊下を指差した
廊下を見るとそこには楽しそうに話しながら
友達といるたっくんの姿
友達って言っても女の子ばっかりだけど
それもみんな可愛い
そんな女の子達にたっくんは
私には見せない顔で笑っていた