君と私の特別




話しあえばきっと別れようって言われるから


話しあえばきっと重いって思われるから



それに、話しあう勇気なんて私にはないよ




もう‥、どうしたいのか私にも分からない



「ゆう!」

「え?‥あ!ごめん」



あれ?いつの間に放課後になってたんだろ‥?


私あれから何してたんだっけ?



「ったく、ほってくぞ」



やっぱり苛々してるのか


そう冷たく言い放つと

本当に私を置いて教室を出ようとするたっくん



慌てて後を追いかけて

私はたっくんの一歩後ろを歩いた




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