お年頃恋愛【完】
そしたら京は顔を真っ赤にして。
「嘘だよ!!」
「え?」
「嘘!!
やらせる訳ねぇだろ?
そんな‥‥」
ゴニョゴニョと言葉を濁す。
「とにかく、1人でできるから
吉野は静かにしてろ」
「あ、ハイ‥」
せっかく勇気を出したのに‥
でも、よかった。
私もそんな事、できないもん。
京はまた1人で部屋から出ていく。
私も洋服を着た。
再チャレンジは成功かな。
京と‥やっと1つになれたんだから。