─仮面─偽りの微笑み
「本当驚きだな、棗ガキは嫌いだって何時も言ってたのに」
嫌みな笑みはそのままで、修一は俺に言う。
「嫌いだよ…でもあいつ…繭璃は違うんだよなぁ」
「あんましイジメんなよ」
「はっ…お前こそな」
「僕は棗とは違うよ?美麗ちゃんをメタメタのぐちょぐちょに甘やかしたい」
「お前って…変態?」
「いやいや…お前には負けるよお兄ちゃん♪」
「てめーの兄ちゃんになった覚えはねーよ!えせ爽やか系めっ」
「コスプレも興味ありだ!」
「威張って言うな!俺も興味あるけど…」
変態2人…ニンマリ笑い妄想にふけるのだった。