─仮面─偽りの微笑み

ヤバいな止まらない…



でも今日は誰にも邪魔されず、ゆっくりと味わえるな。



「ふあっ…んっ」



甘い蜜を出し俺を誘う唇を開き、舌を差し込んだ。



「俺の動きに答えろ繭璃」



「んっ…でもっ…あっ…んっ…ふっ」



必死で俺の舌に答える繭璃が可愛くて、理性なんて吹っ飛びそうだった。



初めて"キス"が気持ちいいと感じた。



俺達の口づける音だけが、静かな部屋に響いていた。



それが更に火をつけ深い深い口づけを、俺達は交わしつづけていた。
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