─仮面─偽りの微笑み

───…
──…



一方で美麗達はある場所にきていた。



「あのっ…修一さん此処って…」



眉をしかめる美麗に、満面の笑みを浮かべた修一が答える。



「図書館♪」



「でっですよね…はぁーっ」



楽しいデートを期待した美麗は、溜め息を吐いた。



「じゃあ勉強しに行こっか♪」



「あっ…うん」



美麗は何とも楽しそうな修一を気にしつつ、強引に手を引かれ図書館へと入って行った。
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