─仮面─偽りの微笑み

「じゃあ今日はテストしよっか?」



…テスト?美麗は修一が何をするかと気が気でなかった。



「て、て、テスト?!」



「そっテスト!どこが感じるかのね」



修一はそう言うと、美麗の手に指を絡め自分の口元へと運ぶ。



ちゅっ、ちゅっ、と口づけ指の間に舌を這わせた。



何とも言えない感触に、美麗はふるっと身体を震わせた。



「んっ…修一さんっ…そんなとこ舐めちゃ…あっ…はっ…んん!!」



不意に美麗の身体が大きく跳ねた。



片方の手が、内腿をなで上げたのだ。



「美麗ちゃんは感じやすいのかな…でも大きな声だしたら見られちゃうよ?我慢しようね…」
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