─仮面─偽りの微笑み

「あっ！」



「ほーら言ったそばからダメじゃないか…声は我慢だよ美麗ちゃん」



「だっ…て…修一さん…がっ…んっ…んっ」



「僕が何？」



とクスリと笑い、ブラウスのボタンを開け手を差し込みお腹を撫でた。



お腹を撫で腰をなぞる手、内腿を這う指美麗の身体は今まで 感じた事のない感覚に捕らわれていた。



腰をなぞる手は一旦離れ、美麗の髪を撫でた。



そして指先で髪を分けると、間に現れた美しい首に唇を押し付けた。



「はっ…んっ」



そしてまた、開けられたブラウスの隙間から手を差し込むと、指先をゆっくりと肌に滑らせた。



首の後ろ、うなじ辺りに舌を這わせたり吸い付いたり。



そして感じる場所を探し蠢く指先。



頭がぼうっとする…



美麗の身体は、徐々に熱を帯び始めていた。