─仮面─偽りの微笑み

「んっ…あっ…あん…ふっ///」



胸元に手を伸ばし、やわやわとその感触を楽しむように蠢く掌。



耳元で感じる修一の吐息、胸を弄る手の感触。



美麗は身体がふわふわと、宙に浮いているような感覚に捕らわれていた。



「美麗ちゃん好きだよ…」



修一はそう囁いて耳元に口づけた、自分に心を許し身体を預ける美麗を、心から愛しいと感じていた。



「あっ…んっ…修一さん?」



「今日は此処までにしようか…」



動きが止まったと思えば、すっと手がひかれブラウスを閉じられた。



「ふえっ?」



「物足りない?…でもこれ以上はまた今度ね」
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