One-Diamond †王子様がプロデュース†
「はぁ……」
なんで忘れてくかな。
あの友達の家に置いてけばいいか。
俺は仕事の前に友達の家に置いてくことにした。
メイド服を店の紙袋に入れてテーブルに置いた。
「面倒くせぇ」
俺はタバコを取り出しながら呟いた。
タバコを口に加えた時、部屋中に機会音が鳴った。
ドアを開けると、相変わらず細い留菜(ルナ)が居た。
「やっほ、怜毅」
「留菜、何しに来たの?」
俺はタバコの煙りを吐きながら、留菜の髪を見た。
「冷たいな、お客とお客じゃない人には態度が違うんだから、怜毅」
「当たり前。でも一応優しくしてんじゃん」
「まぁね、怜毅の優しいとこ好き。お客とあたしに言葉遣いは大分違うけどね」
「言葉遣いはしょうがねぇよ。上がる?」
「うん」