禁断兄妹恋愛
柚奈を起しに行ったら、すでにお目覚めだった。




ぎこちない会話をし、学校へと歩いていた。



すると突然


大好きだよ



と柚奈が言った。




にこっと笑ったあの笑いに、




どんな思いがあったのだろう。




どんな意味が





あったのだろう。





些細な仕草でも、いつもと違う柚奈を見ていると、疑問が浮かんだ。




先に行ってしまった柚奈を追うのを止め、一人で学校に向かう。




何時もより、



足取りが重い





校舎にはいると、




女子の集団が





体育倉庫の方に歩いていくのが見えた。
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