禁断兄妹恋愛
お兄ちゃんの脚の間に座る私。



嬉しくて


嬉しくて


しかたない!



お兄ちゃんの胸板に顔を埋めてみる。


細身なのにがっちりしていて、男!みたいな……

男だけど………




そんなお兄ちゃんはいきなり私に、名前で呼べと言い出した。




名前って………亮?



無理だって!

ぜーったいに!



お父さんとお母さんがなんて言うか…………



怖いよ‥




「呼ばないとキスする。…良いの?」




え?…………



じゃぁ呼ばないよ



キス、したい



好きだから。




『好きだから』ただそれだけで、そんなこと考えちゃイケナイのかな?




わがままだなぁ〜‥私って。
< 52 / 141 >

この作品をシェア

pagetop