─恋々物語─〔1P短編集〕
続恋─数限りなく─
きゅーん。
顔、見ただけ。
きゅーん。
ちょっと、話しただけ。
憧れの人が
すきな人へと変わる。
その瞬間は
誰にもわからない
目が合うと
照れくさくて
胸の真ん中ら辺が
むずむずして
でもなんだかいやじゃない。
貴方の後ろ姿を
眺めてるのがすき
何かを頑張ってたり
誰かと笑いあってたり
それを見てるだけで
あたしの心は
ぽかぽかふわふわ
目、合わないかな
なんて
すごいこと考えてみる
そう思いつつ
合わないことを願うあたし
─矛盾は恋につきもので─
背の高さにどきどき。
見おろされるとやばいのです
靴の大きさにどきどき。
自分の靴と見比べて
その違いの差にきゅんとして
ただただ、すきなだけ──
‐続く想いは数知れず‐
さぁ...行こう
眠りの後の
その向こう
夢の中にはきっと
あなたが。
会えない日々が
今日も続く
ならば夢で
会いましょう