キミの好きはあたしのもの
あたしはお風呂からあがった。

「総悟!
次お風呂入っていいよ〜…って総悟?」

返事がないのであたしは総悟の部屋に入ることに。

「総悟?いないの?」

中に入った。
部屋の中は真っ暗だった。
辺りは何も見えない。

あたしは手探りで電気のスイッチを探した。

「ねぇ総…キャッ」

あたしは何かに手を引っ張られた。

何?

「総華。
ちょっと静かにしてくれない?」

「え?あ、うん」

今は総悟の胸の中。

「静かにするけど…どうしてこんな体制なの?」

そんなこと言うけど内心喜んでる自分がいる。

総悟は弟だけど、
もちろんあたしより背が高くて引き締まった男らしい体つきをしている。

「まぁいいから、一時このままで」
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