刑事の秘めごと~仮面編~


「おい、聞いてんのか?服、ねぇんだよ!貸せ」

「………………………」


ありえねぇ………。いくら俺を男として見ていないとはいえ…。


タオル一枚で出てくる奴がいるか!?


目の前にいる枝をもう一度まじまじと見る。


髪から滴り落ちる雫が、枝の胸元に落ちる。


でけぇ…な…。確か凍海がDとか言ってたな。


やっぱり女…なんだよな…。


「この野郎…。さみぃんだよ!!服よこせ!!」


枝が俺の胸倉を掴んだ。その衝撃で、ブルンッと豊富な胸が揺れる。


「…っ……やべっ……」


やべーって!!!いつもなら反論してるが、今回ばかりは……。


目の前に広がる柔らかそうな胸に意識が集中してしまう。





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