刑事の秘めごと~仮面編~


「枝真先輩にますます興味が沸いてきましたよ〜」

「ミノ、お前が言うと何か危ないな…」


俺より2歳年下だがこいつは曲者だからな。色々と危ない。


「何の事ですか〜?」


この人懐こい笑顔でコロッと騙される憐れな人間達が沢山いる。


「…そろそろ上せてきた。俺は先に失礼する」


そう言って凍海が腰を上げた瞬間ー…。


―キャアアアッ!!!


隣の女湯から悲鳴が上がった。




< 42 / 222 >

この作品をシェア

pagetop