刑事の秘めごと~仮面編~


「…あ?馬鹿はお前だろうが!!」

「………………はぁ…」


灰は片手で顔を顔を覆い、深いため息をついた。


おい待て!何故あたしが灰にため息つかれなきゃいけないんだよ!!


「今回ばかりは…お前が馬鹿だ」


凍海まで馬鹿にしやがって!!灰の肩持つ気か!?


「…枝真…?良く自分の格好を確認してごらん?」

「格好…?」


リーダーに言われた通り、上から下まで見てみる。


「…がどうした?確かに少し寒いが…さほど問題は無い」

「あるだろ!!!!」


すかさず灰がツッコミを入れてきた。


んだよこいつ…。ぎゃんぎゃんうるせ!!犬か!!




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