それが恋だと知ったから。
彼は急に立ち上がり、
みんなの方に向いた。



「今から俺はこいつしかいらない。
他の女は俺に寄ってくんな。」



淡々と言い放った。



「それと男にもだ。
こいつは…沙羅は俺のになる予定だ。
手、出すなよ。」



低い声でそう言った。



このドキドキは…



気のせい。



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