それが恋だと知ったから。
「沙羅おはよー!」




遠くから手を振って待っているのが、
私の親友…なんだけど…。




「ちょっと雛乃!朝から声おっきい!」




こう言う会話も日常のうち。



雛乃は声がおっきくて困る。




「ご、ごめんね…。
沙羅見つけて嬉しくて…つい…。」




そう言って涙目になる雛乃は、
女の私から見ても可愛い。
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