愛なんて知らない Ⅲ










「私達も行こうか、森へ」






『うん』




そして私達も光の中へ入った




お金は数本の木の幹の中にあった





「上手にお金を隠してね

龍が来たらそれを渡して」



そう言い1つの紙を置いた




そして返事をするように

木々が揺れた






「ありがとう」


私は木に触れお礼を言う





『龍をここへ呼ぶんでしょ?』





「そうだよ」







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