愛なんて知らない Ⅲ








「はい、これ」


男がテーブルに

サイダーを入れたコップを置いた





「ありがとう」


私は1口ソーダーを飲んだ




口の中がシュワーとした





「君、名前何て言うの?」





「・・・・愛美」



愛歌はもういない






「俺は隼斗!20歳」





「人間嫌いなんでしょ?

どうして私を入れたの??」






「何でだろうなぁ・・・・

でもさぁ、あの場所で寝てたし

そんな目してたら構いたくなるっていうか」






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