愛なんて知らない Ⅲ
「俺以外のはもう
いないんじゃないかな?呪術師」
「どうしてわかるの?」
「呪術師をやっている家系は
西崎家しかないからね」
フッと笑ってそう言った
「それなら隼斗よりも強い呪術師が
西崎家の人間にいるかもしれないでしょ?」
「あはは!それはないない」
隼斗は大笑いしている
「・・・・」
私は疑いの目で隼斗を見る
隼斗はニコリと笑い
「俺が西崎家の人間を殺したから」
冷酷な笑みを私に見せた_________