年上の彼氏と年下の彼女

最後に大希は私にキスをした。

それは

甘酸っぱくて

切なくて

涙の味がして…

とろけるような

最後のキスでした。


もう一度、

もう一度だけ

やり直せるチャンス

ないの?


神様…

どうか…

どうかチャンスを…。

大希、

私はこれから

どうしたらいいの?


いつの間にか

私の大希への想いは

想像より

遥かに大きいものでした。

別れなくちゃ

いけない

運命ならば、

最初から

出会わなければよかった。

でも

後悔しても

遅い。

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