年上の彼氏と年下の彼女

私達は車に乗った。

迎えに来たのは大希だけど

運転していたのは

違う人だった。

「誰?」

と聞くと

大希は

「兄貴」

と答えた。

あまり似てなかったが

なんとなく面影はあった。

「大希、よくわかったね?」

「何が?」

「私の通ってる中学」

「まぁね、俺すごいから(笑)」

「久しぶりだね」

「うん」

「優架ん家どこ?」

「あそこを曲がって二つ目の信号を曲がると私の家だょ」


「わかった。」

私の家に到着して

大希は

「荷物を取っておいで」

と行った。

私は重い荷物を持って

大希のところへ行った。


「大丈夫か?」

「だ、大丈夫…」

「持ってやるよ」


「あ…ありがと…」


再び車に乗り、

大希ん家へ向かった。

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