年上の彼氏と年下の彼女

(何しよ~、暇だなぁ…)

私は携帯を開いた。












30分後、

「ただいま」

大希が帰ってきた。

「お帰り」

「もう、寝てるかと思った」

「寝ないよ」

「眠くないの?」

大希は髪をタオルでクシャクシャしながら私に話しかける。

「うん、眠くない」

「そっか」


ブオォォー

大希がドライヤーのスイッチを付ける。

< 57 / 112 >

この作品をシェア

pagetop