LOVE GAME




「 ・・・お前、 」




彼の足をグイッと広げて
その真ん中に座ると
ビックリしたような声が
すぐ後ろで聞こえた。




「 大胆だな 」




なんて笑うから
”違う”と言い返した。




「 まだ8時なんだけど
  夜ご飯どうする? 」


「 ん? 」


「 下降りるか、ココで
  食べるか・・・ 」




選べるんだ。と思いつつ
下に行くことを選ぶと




「 それじゃー、着替えなきゃな 」


「 え? 」




備え付けのクローゼットを開けて
中から 水色のドレスが出てきた。




「 ここ、なんでもあるんだよ 」




笑いながら ドレスを手渡されて
戸惑ってしまう。






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