LOVE GAME




「 和真っ・・ 」




あたしを見て立ち上がった和真の胸に
飛び込む。




いつだって、和真は1番に
あたしの異変に気付いて
励ましてくれて、元気をくれて




温かく包んでくれた。




答えなんて、決まってる。




「 和真っ・・・好き、好きっ・・! 」




貸切だったのか
最初からあたし達以外
従業員さんが時々顔を
覗かせるくらいで、
他に人はいなかった。





< 226 / 229 >

この作品をシェア

pagetop