LOVE GAME
「 かずっ・・・ま 」
息が苦しくなってきて
彼の胸を少し押すと
唇が離れた。
「 ごめん、苦しかった? 」
「 ・・・少し・・ 」
「 可愛い 」
ニコッと笑った和真が
再度 触れるだけのキスをして
「 一緒に風呂入ろうか 」
と、あたしに手を差し出した。
「 ・・・えぅっ!? 」
「 冗談♪ 」
ネクタイを緩めて、シャツのボタンを
上から1つずつ外していく。
そうやって彼が脱ぎながらバスルームへ
向っていくのを、何度も見てるのに
今日が1番ドキドキした。