LOVE GAME




「 この、ドSっ! 」


「 今まで散々我慢してきたんだし
  コレくらいいいだろ? 」




やっぱり何かが溜まっているらしく
あたしの上に跨って、首筋に顔を埋める。




「 いい・・わけ、ないでしょっ!!! 」






もちろん、あたしは抵抗するわけで、
今日は仕事だってあるし
朝からこんな体力を消費すること・・




「 よ、夜!帰って来てから!ねっ!? 」









何が、”ねっ!?”なんだろう。
自分で言って、すごく後悔した。






「 ・・・へぇ 」


「 ぜ、前言てっ「 楽しみだな 」





前言撤回は通じなくて、
家を出るまでに何度も言いかけたのに
いいタイミングで彼が話しかけてきて
撤回できなかった。






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