虹色の三日間

あと三日で二年生が終わる。そんな日の昼休憩、俺は屋上で日向ぼっこしていた。


「ひ~ろき!」


名前を呼ばれたから体を起こすと、沢田綾香が隣にいた。すごい美人で性格も明るい。裏はもちろんあるんだろうけどね。


「何?綾香?俺と一緒に寝たいの?ならベットに誘ってよ。」

「はは~、宏樹なら良いよ。」

「ば~か、お前軽い女に見えるぞ?」

「宏樹に対してだけだもん。」

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