虹色の三日間

「まだ告白もしてないんですけど!何で好きなの知ってんの?」

「え!?宏樹が言ってたから、てっきり…。」


裕紀に睨まれる。少しビクッとなった。とりあえず頭をかく。


「いや、えっと。お前、出てから帰ってくるまですげぇ時間たってたし、山本と一緒にボックス帰ってきたし。そのあと何聞いても上の空だったし。てっきり…。」


え?ここ俺のせい?裕紀君!人のことについて敏感なんだから気づいてよ!なんでこうゆうときは気づいてくれないんだよ?ってか、俺断定してないのに何でみんなそうなっちゃうわけ?


そう思いながら話を合わせておく。だから馬鹿は嫌いなんだよ。


「…とりあえず、俺は今日告白するんだ。」

「おぉ!」



周りが盛り上がる。本当に昨日何があったんだよ?告白まで進んでるって、どうゆうことなんだ?

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