ダイヤの原石
ドシーンと誰かにぶつかった。
その人の体があまりにもでかすぎたのか、あるいは私が無防備だったからなのか、私の体は弾き飛ぶように両手としりもちをついた。
「あぁ~!ごめ!」
驚いている私に向かって両手を合わせ、軽く謝ったその男は少しチャラそうに見えた。
背が高く、ワックスでさばっとはねている髪、整った顔に、目は少しキリッとしていた。
「あ、いえ、こちらこ・・・「ね、君、桜庭高校ってどこか知ってるか?」
私の発言を無視した・・・。
いや、単に私の声が小さすぎて聞こえてなかっただけなのかもしれない。
「え、私その高こ・・・「あー!!君そのマーク桜庭のだろ!!」
またもや私の発言に無視して私の胸のマークを指差しながら言ってきた。
「あ、はい。そうで・・・「椿~!どこ行ったー!」
「お!美樹!こっちだ!!」
間もなくこの椿とかいう男の人より少し背が低い女の人がやってきた。
こっちはこっちでスラッとした誰もが憧れるモデルのような美脚、白い肌、背中くらいまであるその長い髪は下の方だけくりんと巻かれてあり、ふわふわした茶色の髪だった。
な、なにこのカップル・・・・・・
「おいてかないでよね!」
その人の体があまりにもでかすぎたのか、あるいは私が無防備だったからなのか、私の体は弾き飛ぶように両手としりもちをついた。
「あぁ~!ごめ!」
驚いている私に向かって両手を合わせ、軽く謝ったその男は少しチャラそうに見えた。
背が高く、ワックスでさばっとはねている髪、整った顔に、目は少しキリッとしていた。
「あ、いえ、こちらこ・・・「ね、君、桜庭高校ってどこか知ってるか?」
私の発言を無視した・・・。
いや、単に私の声が小さすぎて聞こえてなかっただけなのかもしれない。
「え、私その高こ・・・「あー!!君そのマーク桜庭のだろ!!」
またもや私の発言に無視して私の胸のマークを指差しながら言ってきた。
「あ、はい。そうで・・・「椿~!どこ行ったー!」
「お!美樹!こっちだ!!」
間もなくこの椿とかいう男の人より少し背が低い女の人がやってきた。
こっちはこっちでスラッとした誰もが憧れるモデルのような美脚、白い肌、背中くらいまであるその長い髪は下の方だけくりんと巻かれてあり、ふわふわした茶色の髪だった。
な、なにこのカップル・・・・・・
「おいてかないでよね!」