ダイヤの原石
「べ、別においてってなんかねぇよ、
おまえがそんな靴なんか履いてるからおせぇんだろが!」
「はぁー?!あんたハイヒールのせいにする気?!」
確かに走りにくそうな靴・・・靴?いや、靴という靴じゃないようにも見える靴だった。
唖然として見ていた私に美樹とかいう女の人は目を向けた。
「ふわぁぁ!びっくりしたぁ!」
「何だよその驚き方、失礼だろが。」
「あぁ、いいんです。慣れてますし・・・。」
「あ、そう?ならいいじゃない。てかこの人桜庭高校のマークついてんじゃん!」
何この単純な人・・・。
「あぁ、そうだよ、桜庭高校の生徒だった。」
「どうも初めまして、挨拶が遅れました、高峰千尋といいます。」
「あぁ、どうも俺、橋村 椿(はしむら つばき)とこっち、松本 美樹(まつもと みき)な。」
美樹さんがどーもー!と笑顔でお辞儀してきた。
「ところで、桜庭高校ってどこにあるんだ?」
「あ、ここの角を右に曲がって真っ直ぐ行って2つ目の信号を渡りきったところで左に曲がったら右に花屋が見えるからそこの隣の細い道を通って左に・・・
「あ~~!!もういい!直接案内してくれ!」
椿くんが頭をかきむしりながら言った。
かきむしったときにワックスをつけていたところがグシャグシャになって椿くんはあーっとでも声をだしそうな口をしていた。
おまえがそんな靴なんか履いてるからおせぇんだろが!」
「はぁー?!あんたハイヒールのせいにする気?!」
確かに走りにくそうな靴・・・靴?いや、靴という靴じゃないようにも見える靴だった。
唖然として見ていた私に美樹とかいう女の人は目を向けた。
「ふわぁぁ!びっくりしたぁ!」
「何だよその驚き方、失礼だろが。」
「あぁ、いいんです。慣れてますし・・・。」
「あ、そう?ならいいじゃない。てかこの人桜庭高校のマークついてんじゃん!」
何この単純な人・・・。
「あぁ、そうだよ、桜庭高校の生徒だった。」
「どうも初めまして、挨拶が遅れました、高峰千尋といいます。」
「あぁ、どうも俺、橋村 椿(はしむら つばき)とこっち、松本 美樹(まつもと みき)な。」
美樹さんがどーもー!と笑顔でお辞儀してきた。
「ところで、桜庭高校ってどこにあるんだ?」
「あ、ここの角を右に曲がって真っ直ぐ行って2つ目の信号を渡りきったところで左に曲がったら右に花屋が見えるからそこの隣の細い道を通って左に・・・
「あ~~!!もういい!直接案内してくれ!」
椿くんが頭をかきむしりながら言った。
かきむしったときにワックスをつけていたところがグシャグシャになって椿くんはあーっとでも声をだしそうな口をしていた。