ダイヤの原石
また少し身近に感じられる人ができた・・・
私たちは掲示板の近くにいき、名前を探し始めた。
うしろにいる人たちがざわついている。
それもそうだ。
全く見たことのない人がいる。
いや、もしかしたら暗い私と誰かが一緒にいるところに驚いているのかもしれない。
「あ!遙夏の名前あったよ!」
美樹さんが指をさした方向は2年生の名簿の中だった。
2年生・・・!
「ほんとだ・・・2年C組か・・・」
「おっ!俺は美樹を見つけたぞ!」
「うそっ!どこ?!」
椿くんが指差したほうを見ると、2年B組の名簿の中にあった。
美樹さんがそれを見た瞬間、固まってしまった。
「まぁ・・・いつでも俺のクラスに来いよ。」
遙夏くんがポンと美樹さんの肩に手を置いた。
その様子を見ていてふと目を横に逸らしたときにちらっと見覚えのある名前が見えた。
「椿くん・・・。」
そっと人差し指で「橋村 椿」と書かれている名簿を指さした。
そのまま上を見ていくと2年D組と書かれていた。
「あちゃー・・・みんなバラバラだなぁ・・・。」
「あ・・・千尋ちゃん・・・・・・。」
私たちは掲示板の近くにいき、名前を探し始めた。
うしろにいる人たちがざわついている。
それもそうだ。
全く見たことのない人がいる。
いや、もしかしたら暗い私と誰かが一緒にいるところに驚いているのかもしれない。
「あ!遙夏の名前あったよ!」
美樹さんが指をさした方向は2年生の名簿の中だった。
2年生・・・!
「ほんとだ・・・2年C組か・・・」
「おっ!俺は美樹を見つけたぞ!」
「うそっ!どこ?!」
椿くんが指差したほうを見ると、2年B組の名簿の中にあった。
美樹さんがそれを見た瞬間、固まってしまった。
「まぁ・・・いつでも俺のクラスに来いよ。」
遙夏くんがポンと美樹さんの肩に手を置いた。
その様子を見ていてふと目を横に逸らしたときにちらっと見覚えのある名前が見えた。
「椿くん・・・。」
そっと人差し指で「橋村 椿」と書かれている名簿を指さした。
そのまま上を見ていくと2年D組と書かれていた。
「あちゃー・・・みんなバラバラだなぁ・・・。」
「あ・・・千尋ちゃん・・・・・・。」