ダイヤの原石
「んー、腐ったやつらが多いけどね・・・。てゆーかちびちゃん!」


「ん?」


「あんたほかの子と違いすぎ!そんなんじゃモテないよ?」



「いいよ、私はこのままでいいの。」




「ちびちゃんいい肌してんだけどなー・・・。」


そう言いながら美樹ちゃんは私の頬を触ってきた。



「このマスクも取りなさいよー!風邪引いてんの?」


「いや・・・「見られたくないから?」



「うん・・・。」



「あー・・・もうそのうざったい前髪も切ってあげたいくらいだ・・・。」


そのとき、突然横から何かが飛んだ来た。


「きゃっ!」


べちょべちょっと何かが制服や髪に付いた。


「・・・・・・私のお弁当・・・。」



「へ~転校生をターゲットに友達にしようとしてるの?


話せる相手ができたからって調子乗んなよ!!」



愛莉たちはクラスが離れたのにまだ一緒に行動していた。
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