ダイヤの原石
椿くんはマスクをどっかうしろの方に投げ、
机に置いてあるはさみを取り、私のほうを振り返った。
「次は前髪だ!」
椿くんはおりゃおりゃと言いながら私を追い回してくる。
私は頭をかかえながら必死に狭い部屋の中を逃げ回った。
「鬼だ。」
「鬼だな。」
「つーか面白がってるじゃん!」
美樹が笑いながら言った。
「椿、遊ぶのはそこまでにして早く本題に入らないか?」
「もう本題に入ってんじゃねぇか、
待ってろ、今俺が前髪をジョッキン!
ってやってやるからよ!」
「いやぁ~!」
突然腕をつかまえられた。
私は体勢を崩し、床に仰向けに倒れた。
「よし!もう逃がさん!」
私の上に椿くんが乗っかった。
「ぅわー・・・。椿強引だなぁ・・・。」
「見てるこっちまで恥ずかしくなってくる・・・。」
机に置いてあるはさみを取り、私のほうを振り返った。
「次は前髪だ!」
椿くんはおりゃおりゃと言いながら私を追い回してくる。
私は頭をかかえながら必死に狭い部屋の中を逃げ回った。
「鬼だ。」
「鬼だな。」
「つーか面白がってるじゃん!」
美樹が笑いながら言った。
「椿、遊ぶのはそこまでにして早く本題に入らないか?」
「もう本題に入ってんじゃねぇか、
待ってろ、今俺が前髪をジョッキン!
ってやってやるからよ!」
「いやぁ~!」
突然腕をつかまえられた。
私は体勢を崩し、床に仰向けに倒れた。
「よし!もう逃がさん!」
私の上に椿くんが乗っかった。
「ぅわー・・・。椿強引だなぁ・・・。」
「見てるこっちまで恥ずかしくなってくる・・・。」