ダイヤの原石
ようやく外し終えたところで部屋の中央にある座布団にあぐらをかいて座った。
歩夢はベッドに腰を掛けていた。
「で、美樹は今どこにいるんだ」
「ふる~い倉庫の中で縛ってるよ?」
「倉庫・・・?」
「うん」
「食べ物はちゃんとあるのか?」
「ないよ?」
遥夏は目を見開いた。
「大丈夫、お水はちゃんとあるし、明日の朝持っていくから」
こいつ本当に正気なのか・・・?
少しずついろんな情報を知っていくためにまずは打ち解けなければいけない。
「おまえは今どこで何をして生活してるんだ」
「『歩夢』ってちゃんと呼んでよ~。
生活は一人暮らししてるよ?」
それは当たり前だ。
こんなイカれた野郎と一緒に住む家族なんていないだろう。
歩夢はベッドに腰を掛けていた。
「で、美樹は今どこにいるんだ」
「ふる~い倉庫の中で縛ってるよ?」
「倉庫・・・?」
「うん」
「食べ物はちゃんとあるのか?」
「ないよ?」
遥夏は目を見開いた。
「大丈夫、お水はちゃんとあるし、明日の朝持っていくから」
こいつ本当に正気なのか・・・?
少しずついろんな情報を知っていくためにまずは打ち解けなければいけない。
「おまえは今どこで何をして生活してるんだ」
「『歩夢』ってちゃんと呼んでよ~。
生活は一人暮らししてるよ?」
それは当たり前だ。
こんなイカれた野郎と一緒に住む家族なんていないだろう。