ダイヤの原石
懐かしい記憶だ・・・
今から3年前、中学3年の春だった・・・。
俺たちは凄く目立って幸せなカップルだったよな・・・
そうだよな?歩夢・・・
「遥夏ー!一緒に帰ろう?」
「うん」
いつものように手を繋いで帰っていた。
「遥夏、本当にあたしのこと好き?」
「あぁ、好きだよ」
「ほんとに?」
「ほんとだってば」
「じゃぁー、今ここで『歩夢のことを世界で一番愛してる』って叫んで?」
その時まだ校門を出たばっかりのところで生徒がたくさんいて恥ずかしかったけど、歩夢のためなら俺はできる限り何でもした。
「俺は歩夢を世界で一番大好きだあああああああああ!!!!」
近くにいた生徒がちらちらとこっちを見てきたが、歩夢が喜んでくれるなら俺はそれでよかった。
本当に大好きだった。
ただ━━━━━━━━。
今から3年前、中学3年の春だった・・・。
俺たちは凄く目立って幸せなカップルだったよな・・・
そうだよな?歩夢・・・
「遥夏ー!一緒に帰ろう?」
「うん」
いつものように手を繋いで帰っていた。
「遥夏、本当にあたしのこと好き?」
「あぁ、好きだよ」
「ほんとに?」
「ほんとだってば」
「じゃぁー、今ここで『歩夢のことを世界で一番愛してる』って叫んで?」
その時まだ校門を出たばっかりのところで生徒がたくさんいて恥ずかしかったけど、歩夢のためなら俺はできる限り何でもした。
「俺は歩夢を世界で一番大好きだあああああああああ!!!!」
近くにいた生徒がちらちらとこっちを見てきたが、歩夢が喜んでくれるなら俺はそれでよかった。
本当に大好きだった。
ただ━━━━━━━━。