キミノトナリ
「あのぉ・・・ちょっといいですか?」


「ん どうしたの?」


なんかすごく優しそうな人だったから
思い切って聞きました


なんて言ったかって?


それは・・・


「どっちがモヤシ王子ですか?」


そしたらみーちゃんが大爆笑しながらコッチへ来た


「ぷっあははモヤシ王子つっちゃダメでしょ(笑)」


「あっ・・・」


・・・はい 自分がおかしたことにやっと気づきました


モヤシ王子って私達がつけたあだ名でした・・・


どうしよう・・・


そんなふうに思ってると


「ねぇキミって綾坂ひよりちゃん?」


「えっ? そうですけど・・・
どうして私の名前知ってるんですか?」


「どうして?ってみんな知ってるよ」


えっ・・・そんなに私って悪名高いの?


もう、モヤシ王子はいいからそっちの方が気になるんですけど・・・


「あのぉ・・・私ってそんなに悪名高いんですか?」


「あはは そんなんじゃないよ
可愛いって有名なんだよ」


「オラーーー席につけーーー」


先生が来たから私達は席に着いた


でも、あの人に気使わせちゃって悪かったなぁ・・・


< 7 / 7 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop