また…会えるよね?
「峰岸には、関係ない」

そう一言言うと、また夜の街へ足をむけた。

「私っ!先輩が好きだから、心配なんです!好きだからっ先輩が困ってるなら、なにか手伝いたいんです!!」

・・・先輩…わかってょ・・・。


「・・・峰岸…。俺は、お前が自己満足するための道具じゃない。はっきり言って、迷惑なんだ・・・。」


・・・そんな。。。私は、ただ・・・。

「・・・わからないか?それが面倒なんだよ。おれは、今の自分が大変なんて思ってない。だけど、そうやって枠にはめようとするんだろ?それがウザイから、何も言いたくなかったんだよ」

・・・・・・・・・・・。

「俺は、かわりなくやってっから。放っておいてくれないか?」

先輩は、それだけ言うと、再び、ネオンの輝く街へ、消えていった。
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