恋する天然兎
「―――由莉です!」
「ふーまです!」
「どもどーも、今から漫才しまーす。」
そして練習開始し、ふーまくんと頑張っているが…
「由莉……あんた本当にツッコミ向いてないわ。」
「俺も思った。」
ふーまくんは大笑い、若葉ちゃんはネタを考えペン回しをしている。
……薄々気づいてた。
だってね、途中からふーまくんツッコミやってたもん。
「ま、結論は由莉は自然と、ボケ担当になるって事だわ。」
ネタの書いてある用紙を見ながら、冷静にきっぱりと言った若葉ちゃん。
うっ……
でも、間違ってはないかな…。