恋する天然兎
「若葉…ちゃん?」
あり得ない位オーラを出している若葉ちゃんを呼んで見る。
あの……
嫌な予感しかしないのは、どうしてですか?
そうして、ようやく言った言葉は
「殺されたいの」
ビクンッ!
と、私の体が反応するのがわかる。
だって…クエスチョンマークも付いてなかったよ!
そして逃げろ!と頭からの指令が来てしまったので、一歩、二歩、と後ずさりし一気にドアを開けて逃げる。
「逃げんな、天然由莉ーーーーー!!!」
「うっ、わっ……
うやーーーーーーーーっ!!」