恋する天然兎
すると、
「あ、制服可愛い!」
「あそこは可愛いで有名じゃん。」
噂をしているのかひそひそしている女の子達。
ぼーーっとそっちを見つめていると、
「あーっ、由莉!こっち!!」
こっちこっちと手招きする若葉ちゃん。
「今行くねー。」
ふら~っと若葉ちゃんの方に向かっていた時、
「「きゃっ」」
私は誰かとぶつかりその場にしりもちをついてしまった。
若葉ちゃんが呆れ気味でこっちにやってくる。
「あたた…大丈夫ですか?」
頭から振ってきた声の方に顔を向けてみると
「っ……。」
かっ…可愛い!!!