CHANCE 2 (後編) =Turbulence=
俺が彼女達と打ち合わせをしている間、桧山マネージャーと安田マネージャー、それにKYUがケントやテジュン、それにジョージに話の内容を同時通訳していた。
『チャンス、彼女達に5曲も提供するってマジ?』
「あぁ、もう既に1曲渡
したし、残りの4曲も出来上がってるよ!」
『えぇ~!
俺達には無いの?!
最近、新曲出して無いし、そろそろ新しい曲やりたいのら~!』
「そうだな!
テジュン、新曲書いてくれるかい?」
『俺が???
ちょっとネタが尽きた…』
「ケントやる?」
『ドラマーに作曲を期待しないでくれろ~!』
「ジョージの真似しないの!
仕方ないなぁ!
一応有ることは有るんだが……、皆の意見を聞かせて欲しい!」
『意見って!?』
「実は、彼女達 美racl/Lady に書いた曲には、それぞれアンサーソングも有るんだ!
この曲は、俺達XYZ用に書いた訳じゃ無いんだ。
ただの自分の趣味って言うか、作詞や作曲のスキルアップの為って言うか……、とにかく5曲有ることは有る。」
『なんだよ!
だったら、俺達が歌おうよ!
美racle/Lady の話題作りにもなるし、両方ともヒットしたらラッキーじゃん!』
「でも、一応言っとくけど、歌詞内容は、どれも恋愛ソングだし、K-POP調だぜ!
まぁ、中にはダンスミュージックっぽいのやバラードもあるけど。」
『良いですね。
僕も、K-POP調の曲、遣ってみたいです。』
「まぁ、KYUなら問題無いか!
じゃあ、彼女達がリリースした1ヵ月後に毎回出すパターンで遣ってみるか!?」
『了解!』
食事が済んだ頃、彼女達から、
『すみません!
来週レコーディングなんで、今から練習したいんですが、良いですか?』
「今から練習ですか!
分かりました。
それじゃあ、俺達も練習しますから、一緒に行きましょう!」
『ありがとうございます。』
「次回からは、毎日新星MUSICのスタジオで遣って貰いますから!」