狂気と良気
「私は、最近風邪を引き北谷病院という所で薬を貰った。その時、奇妙なものを見た。それは、一歳ぐらいの赤ん坊を抱いた母親に、看護婦が赤っぽいカプセルの薬を渡しているのだ。赤ん坊は、見るからに元気そうなのだが…。一体何を飲ませてるのだろうか?私は、その薬を調べてみたくなった。私は、昔南町に住んでいて二年前にこの街にきたと言う。室井壮介と言う男を見つけた。
男は、年齢四十歳だと言うがそれ以上に老け込んでいた。私は、男にこの街で何が起こってるのかを訪ねた。男は、何も言わず空を見ていた。」
「一体このdiscは、何なんだ?」
私は、つい声をあげてしまった。
そんな私を気にする様子もなく荒木は、続ける。
男は、年齢四十歳だと言うがそれ以上に老け込んでいた。私は、男にこの街で何が起こってるのかを訪ねた。男は、何も言わず空を見ていた。」
「一体このdiscは、何なんだ?」
私は、つい声をあげてしまった。
そんな私を気にする様子もなく荒木は、続ける。