一生恋愛



どうせ返事はないけど、語らずにはいられない。










俺が話し終わると、後ろに人の気配を感じた。











ここに来る人で、こんな暑苦しいような気配を発っせる人は一人しかいない。





俺は後ろを見ず、真由を見つめたまま声をかけた。










「部長。サボって真由でも見にきたんっスか?」








でも、部長は無言。





せっかく人が気、使ってやったのに。











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