一生恋愛




「寒かったでしょう?雪がこんなに積もって…。
歩いて来たの??」








「はい。」







少し頭を冷やしたかったから…。








そういうと、おばさんは少し悲しそうな顔をして「そう…。」と呟いた。











「謙介、今いないのよ…。」







「ごめんね。」と謝るおばさん。









「いえ…。」と返し、俺はたずねた。










「真由の部屋に…入れてもらえないでしょうか?」











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