Four Tethers〜絆〜
「ねぇ綾、今日は私の買い物、付き合って」
「…え〜…?」
「何よそのあからさまに嫌そうな顔は」
「…何か買いたい物でもあるの?」
「それは、お店を見ながら決めるから♪」
至極にこやかに、沙織は言った。
要するに、綾の大嫌いな“ウインドウショッピング”というヤツだ。
「まさか、この貴重な晴天の定休日に、1日家に閉じこもってるつもりじゃないでしょうねぇ?」
綾としては、出来ればそうしたいのだが。
期待に満ちている沙織の顔を見ると、何となく断れなかった。
「…わかったよ」
うんうん、とにこやかに頷く沙織。
反対に、綾はまたあの長い買い物に付き合わされるのかと、気が滅入ってきた。
「…え〜…?」
「何よそのあからさまに嫌そうな顔は」
「…何か買いたい物でもあるの?」
「それは、お店を見ながら決めるから♪」
至極にこやかに、沙織は言った。
要するに、綾の大嫌いな“ウインドウショッピング”というヤツだ。
「まさか、この貴重な晴天の定休日に、1日家に閉じこもってるつもりじゃないでしょうねぇ?」
綾としては、出来ればそうしたいのだが。
期待に満ちている沙織の顔を見ると、何となく断れなかった。
「…わかったよ」
うんうん、とにこやかに頷く沙織。
反対に、綾はまたあの長い買い物に付き合わされるのかと、気が滅入ってきた。