七色の朝日~永遠に続く恋物語~
「上、道?」
上道悠輝(うえみちゆうき)。
中学のときに転校した、最後の元彼。
「…なんで、上道がここにいるの?」
高丘は何も言わない。
「なんでケータイ変えたりしたの?なんで一回も連絡くれなかったの?なんで?何で……」
「親が再婚して、苗字変わったから。」
「…理由に、なってないじゃん」
「お前こそ、どーせ彼氏の1人や2人いるんだろ?」
高丘は突き放すように言った。
「…っ、私は」
いない。悠輝のことを引きずって、彼氏ができなかった。
「私は、あんたが忘れられなかったのに…」
「…へぇ、めずらし」
「………私たちって、分かれたことになるのかな?」
「………知らない」
「…そう、だよね」
付き合わない?そんなふうには言えなかった。
上道悠輝(うえみちゆうき)。
中学のときに転校した、最後の元彼。
「…なんで、上道がここにいるの?」
高丘は何も言わない。
「なんでケータイ変えたりしたの?なんで一回も連絡くれなかったの?なんで?何で……」
「親が再婚して、苗字変わったから。」
「…理由に、なってないじゃん」
「お前こそ、どーせ彼氏の1人や2人いるんだろ?」
高丘は突き放すように言った。
「…っ、私は」
いない。悠輝のことを引きずって、彼氏ができなかった。
「私は、あんたが忘れられなかったのに…」
「…へぇ、めずらし」
「………私たちって、分かれたことになるのかな?」
「………知らない」
「…そう、だよね」
付き合わない?そんなふうには言えなかった。